藁科川中流域にある「ダイラボウ」は、全国各地に伝わる”だいだらぼっち”の伝説から付けられたという山で、頂上は名前のごとく広く”だいだらぼっち”の足跡のかたちをしています。
標高は561m、そこからの展望は一級品。手軽に登れてこれほどの展望が得られる山はそうはありません。頂上直下の南面は、スギ、ヒノキの人工林を伐採し、そこにミツバツツジやヤマザクラ、クヌギ、コブシ、カエデ類など多くの広葉樹が植栽されています。早春の林床にはショウジョウバカマの花が目を楽しませてくれます。
山頂へは、林道を利用し車でも来られますし、峠からハイキングコースを利用すれば、雑木林、茶畑、森林のなかを気持ちよく歩くことができます。
パラグライダーの発地点としても利用されています。